パラマウントがブルーレイと、HD DVDの両方を出している状態から、
ブルーレイをやめて、HD DVDのみにすると言ったのがまだ、記憶に新しい。
そのパラマウントが、またまた、ブルーレイを出すのだそうである。
確か、そのときには、
映画を見に行った人が、さらに、そのコンテンツディスクを買う割合が
非常に少ない。
これは、映画をただ流すだけしかブルーレイができないからだと言っていたはず。
そして、一度、HD DVDに移ったら、再び、ブルーレイに戻ることは無いだろう!
と、??かつショッキングな言葉を残していたはずだ。
ところが、今回の事はどうだ?まるきり、先の発言と違うではないか。
当時、東芝からずいぶんとお金を積まれて、そのような決定をされたのでは、と言われ、
そんな事は無いと、否定していたが、
こうなっては、やはりと勘ぐりたくなってしまう。
これで、次世代DVD戦争は終結した。と思ったら、
その先を考える人がいた。
そう、敵は、HD DVDではないというのだ、 池田信夫氏だ。
池田氏のブログ(http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/15bc8f4cd446cecbc9623a16f8e33901)によれば、
東芝ははやく、この戦争から抜け出して、ストリーミングに移った方が良いと言う。
うーん。
考えさせられる内容だ。
そう、メディアのサイズはDVDもブルーレイも同じ。
優位点は画質だけと言う。だから、ブルーレイは普及しないとくくる。
マイクロソフトが唯一驚異と感じているのがグーグル。
これからは、Webサービスが主流になると言うが、
ここでも、ブルーレイというハードウエアとAppleTVなどのWebサービス(ストリーミング)との戦いだ。
YouTubeなどの動画配信サイトの閲覧数が凄い伸びを示していると言う。
そう、YouTubeに行けば、ほしいコンテンツがほしいときに見られる。
消費者が求めているのは、やはり、最終的にはこのスタイルになると私は思う。
自分で、番組を録画する必要なし。ディスクを買う必要もなし。
コンテンツはグーグルやヤフーのコンテンツサーバーから見たいときに引っ張って来れば良い。
そして、そのとき、また、フリーの動画サイトがどうなるのか?
ネット配信には、著作権問題がつきものである。
Web配信戦争は、今度は、著作権問題との戦いになるのではないだろうか?
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