誰でも編集できるインターネット上の世界辞典 ウィキペディアの訪問者が増え続けていると言う。
それも、2年連続で1.5倍とは、すごい伸び率だ。
以前、ヤフーの辞書とかいろいろあったが、みんな陰が薄くなってしまった。
昔は、分厚いブリタニカ百科辞典全集とか、書棚に飾っておくのがある種ステータスではあったが、
もはや、完全にそういう時代ではなくなった。
ネットと言うスピードかつ、膨大な情報提供の場に辞典ですら移ってきた。
もう、部屋に大きな書棚など不要になった。
ただし、ウィキペディアの情報がすべて信頼できるかと言えば、ちょっと怪しいと言わざるを得ない。
それは、誰でも書き込み編集できるからだ。
良識な人によって、自然と編集され、正確な内容になってゆくというが、
その過程では非常に不正確な内容である。
ウィキペディアの書き込みに必要なものは、ログインとパスワードくらいだ。
それすら無くても、IPアドレスで書き込める。
書き込みは、誰も審査する事なく、瞬時に書き込まれ、反映される為、
たとえ内容が間違っていても、辞典として表示されてしまうのだ。
確かにウィキペディアは情報量としては、現存する辞典の中では、飛び抜けて多いのだろうが、
授業などで、本当に用いるには、一抹の不安を感じてしまう。
今は、情報の時代。ウィキペディア以外にもQ&Aサイトとして、OKWaveが有名だ。
こちらも、回答に必要なものは、ログインとパスワード程度だ。
情報提供産業花盛りと言ったところか。
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